活動の記録-O
最近は新しい道路つくりに絞ってお伝えしています


立春=2010-02-04








関さんの森は住宅地のど真ん中にある





















関さんの森迂回路市議会滑稽報告
 2010年2月4日

私はこのサイトで「都市整備常任委員会を傍聴 9月16日」(クリックで跳ぶ)を掲載しました。
この時のやりとりがやっと松戸市議会会議録に掲載されました。なんとなんと4ヶ月半もかかりました。

「はは!のんきだね」

9月定例会・会議録の「新たな松戸市道」関係部分をまとめました。




5)議案第27号 市道路線の認定について

               [質疑]
◆(伊藤余一郎委員) 
 基本合意が取り交わされて、いよいよ道路の建設に入っていくのだろうが、都市計画道路ではなく市道認定となり、これはあくまでも暫定道路だから、将来都市計画道路に切り替えるということもあり得るという認識なのか。それとも、市道としてもう認定されたから、あくまでもそれでずっと将来にわたっていくということなのか。その辺についてはどういうふうに考えているのか。
◎道づくり課長 
 この暫定市道については、開通後、ある程度の状況を見た上で見きわめていきたいというふうに考えている。
◆(伊藤余一郎委員) 
 わかったような、わからないような。ある程度というのは、日本語で正確に言うとどうなのか、一、二年ということなのか。あるいは、あくまでも状況の変化を見てという、そういうあいまいな表現ということでいい・・・。了解した。
◆(桜井秀三委員) 
 今度、市道になるということだが、新松戸のほうから上がってくると、下りから上へ上がっていくわけなので、突然車がとまっていたとか、そういう安全の面で何か憂慮するようなところというのは十分検証してあるのか。
◎道づくり課長 
 この道路は暫定道路ではあるが、当然、暫定道路とはいえ、道路法、道路構造令に基づいた形で施工される。その点は公安委員会等との事前協議等を受けてやるので、道路勾配、それから安全対策について検討して施行していきたいというふうに考えている。
◆(平林俊彦委員) 
 皆さん御苦労されたと思う。本当に6号線から新松戸に向けて開通ができる見通しが立ったということで、大変喜んでいる。おととい、お互いに合意をしたということで新聞報道がなされていたが、その合意の内容について、お知らせをいただけたらと思う。
◎道づくり課長 
 9月10日に地権者の御理解をいただきながら、基本合意に基づいて線形及び幅員について合意をいただき、覚書を取り交わしたところである。
◆(平林俊彦委員) 
 道路内にある木の移設とか、そういったものは合意文書の中には入っていないのか。
◎道づくり課長 
 道路内の樹木、要は道路計画線に当たる樹木については、今後地権者と協議しながら、当然道路になるわけなので、移植等を見きわめて、地権者と協議をして決定していきたいというふうに思っている。
◎建設担当部長 
 2月5日に本線、計画決定ラインではなく、それを迂回するということについて合意をした。今回は、それをどういうふうに迂回するか、場所と幅員と、今課長から説明があったが、それの覚書を取り交わしたということである。
 樹木については、2月5日の基本合意の中で一つうたっている。例えば、ケンポナシ等については移植をするというようなこと、それと、生け垣には抵触しないというようなことである。
◆(山口栄作委員) 
 今わかるかどうかちょっと疑問であるが、そもそも都市計画決定した真っすぐな道路と今回のちょっと迂回する市道の場合、実際に松戸市が負担するお金というか、この市道のほうが松戸市の負担は少ないというふうに理解してよろしいか。
◎道づくり課長 
 当初計画線で施行するよりは、今回の市道は面積等が少なくなっているので、その分安くなるというふうに、概算であるが考えている。
◆(沢間俊太郎委員) 
 八柱方面から6号線までと今回認定された部分について、道路標識はどう変わるのか。例えば、6号線までは駐車禁止だけれども、そこから先は駐停車禁止になっちゃうとか、6号線までは制限速度50キロだけれども、この区間は時速40キロに減速されるとか、その区間、今回の認定される部分について、それと既に完成している部分について、交通標識がどのように違うかを教えて欲しい。
◎道づくり課長 
 今回計画されている道路も含めて、6号線まで一括して事前協議を行っている。その中で、まず、制限速度は現在事前協議の中で40キロを公安委員会のほうから伝えられている。あくまでも規制的なものについては、公安委員会との協議になるので、道路管理者としてはそれに従った形で標識等を設置していくという形になる。
◆(沢間俊太郎委員) 
 今はっきりしていることは、50キロから40キロか、60キロから40キロか。それと、駐停車禁止になる可能性を頭の中に入れているのかなということを伺いたかった。追い越し禁止は、黄色い線が引かれれば、追い越し禁止になってしまう。これから協議するというのもわかる。既にある程度固まっているものがあったら教えて欲しい。
◎道づくり課長 
 現在できている6号線から八柱方面は50キロ規制になっている。それから、市道小金馬橋線から横須賀方面についても50キロになっている。ただ、この市道小金馬橋線から6号線の区間については、制限速度は一応40キロになる。それと、ここの区間については、引き続き一車線になっているので、追い越し禁止になろうかということで公安委員会と協議中である。駐停車禁止についても、前後の道路、6号線から二ツ木幸谷の区画整理地区内、これについては、そのまま同等となると思うが、この新設道路についてはカーブがあるので、駐停車禁止になる。
◆(沢間俊太郎委員) 
 そうすると、当初の真っすぐな道路に比べると、まず制限速度が50キロから40キロになって、駐車禁止区域がこの区間だけ駐停車禁止になって、追い越し禁止ではなかった区間がこの区間だけ追い越し禁止になる、この3点が交通標識上変わると理解してよろしいか。
◎道づくり課長 
 そのとおりであるが、あくまでも交通管理者と相談して進めることになる。
               [質疑終結]
               [討論]
◆(沢間俊太郎委員) 
 私は、当初の予定どおり真っすぐに二車線で通すべきだったと今でも思っている。たとえそれが批判されようとも、強制執行しようとも、そのほうがよかったのではないかなと今でも思っている。しかし、ここまで職員も苦労したし、また地権者もそれなりの御意見をお持ちだろうと思う。その中で育まれたぎりぎりの、お互いに譲り合った形がこの議案だと理解している。したがって、賛成する。
               [討論終結]
                簡易採決
           原案のとおり可決すべきもの
                全会一致



以上の討論について9月29日の本会議で矢部委員長が報告しています。

(これはすでに会議録に掲載されています)


             △都市整備常任委員長報告
○末松裕人議長 次に、都市整備常任委員長の報告を求めます。
     〔矢部愛子議員登壇〕
◆20番(矢部愛子議員) 都市整備常任委員会に付託を受けました議案5件に対する審査の経過並びに結果について御報告いたします。
 本常任委員会は、9月16日、第二委員会室において、委員全員出席のもとに開催し、関係理事者の出席を求め、詳細にわたる説明を徴しつつ、慎重なる審査を行った結果、それぞれ次のとおり決定いたしました。

(中略)

 議案第27号、市道路線の認定につきましては、早期開通が望まれている松戸都市計画道路3・3・7号、横須賀紙敷線の幸谷区間について、平成21年2月5日に地権者と新たな松戸市道を建設することで合意したためのものであり、審査の過程において、暫定市道なので、将来的に都市計画道路に変更することもあり得るのか。見通しの悪い場所の安全対策は検討しているか。地権者との基本合意に基づく覚書の内容は。松戸市の負担は市道のほうが少ないと理解してよいか。この市道路線の開通に伴い、既に開通している前後の部分の交通標識等にどのような違いが生じるのか。等の質疑があり、引き続き討論に入り、当初の予定どおり真っすぐで2車線のほうがよかったと今でも思っているが、行政と地権者がお互いに譲り合った結果だと理解し、賛成する。等の討論があり、採決の結果、妥当なるものと認め、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
 
△質疑応答
○末松裕人議長 ただいまの各常任委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○末松裕人議長 質疑なしと認めます。
△討論
○末松裕人議長 これより討論に入ります。



市道路線の認定についての討論

◆27番(中田京議員) 議案第14号と議案第27号に討論をいたします。
 第14号の一般会計補正予算の方は反対、第27号の市道路線の認定については賛成でございます。

 (中略)  

 第27号、市道路線の認定についてです。
 3・3・7号、幸谷・二ツ木の迂回路についての道路認定議案でございます。
 これまでつくる前の道路認定議案というのはほとんど私の記憶にございませんで、都市計画道路は道路認定議案の手続がないということが今さらになってわかりました。都市計画道路ではない新しくつくる市道認定議案に賛成をいたします。
 昨年の夏から秋は、関さんの森で松戸市は本当に随分知れ渡ってしまい、とても困惑をいたしました。常任委員会でも担当をねぎらう発言がございましたが、私も共感するところです。長い間いろんなことがありました。これからも続くかなと思いますが、昨年特に市民から投げられて、うまく返事ができなかったけれど、ここに来て見えてきたことがあります。地権者は、地権者の主張する迂回路であれば土地は寄附すると言っておられる。都市計画道路どおりであれば、用地買収に費用がかかるのだから、お金がないと言っている松戸市にとっては大変ありがたいことではないか。これこそもったいないのではないかと、何人もの市民から私は話されました。皆様いかがでしたか。
 この議案の説明をしていただいた時点ではまだ覚書が取り交わされておらず、本会議の議案質疑の日も同様でございました。9月10日に道路の線形、幅員に関する覚書が交わされたと常任委員会で答弁されましたが、大変センシティブな行政課題ですし、未確定なことについては答弁のやりようがないだろうと、私の判断で質疑は控えました。
 この市道をつくるに当たりどれほどの費用がかかるのかに関しては、樹木の移植や文化財調査などもあり、まだ未定のようです。常任委員会では、道路の面積が少なくなっているので、市の負担は市道のほうが都市計画道路より安くなっていると答弁がありました。この答弁は、地権者が用地を市に下さるので安くなるという趣旨ではありません。一般的には、公共の道路用地の買収に応じるのと寄附行為とでは公課に差異があるようです。地権者の御事情もさまざまございますでしょうから、あのときこう言っていたのにということではありません。この議案の市道をつくることで、どんなことにどれだけ公金を投入したかを明確にして、市民にも提示していただかなければ、あれほど世間の批判にさらされた松戸市行政の説明責任を果たすことになりませんよって申し上げて、賛成討論といたします。



以上が「平成21年 9月 松戸市議会定例会」における「新たな松戸市道(新設市道)」決定までのやりとりです。



新設道路図は
どこだ どこだ
どこなのよー


ところで、議会で決まった新設道路線形はどこに載っているの。松戸市のホームページには見あたらないよ。市民には教えないのかな。
いかん。いかん。そりゃいかん。 (2010年2月4日記す
)








千葉県東葛地域の高校クラブ活動では吹奏楽とともに演劇が盛んです
「千葉を制する学校は全国をも制する」と言われるほどになりました
私はいま松戸馬橋高校・演劇部の日常を撮っています

「市柏ブラバン」は200人を超す大所帯で 道場の雰囲気がありました
「馬高・劇部」は15人ほどで 落語に出てくる長屋生活風の楽しさ一杯


(クリック)
も どうぞご覧下さい



それでもゲートボールをしたい=2010-01-13



こども広場は幸谷城遺跡調査終了。防護柵は道路の境目になる予定。
残った広場で、幸谷のお年寄りがゲートボールを楽しんでいました。
「この狭さでは試合にならず練習だけだけれど・・・」




フェンスで囲まれた「むつみ梅林」







むつみ梅林は縄文遺跡調査中。こんなに厳重にせんといかんのかいな?。工事現場で使うような移動式の低い柵を置いて、遺跡調査中に付き中に入らないで下さいと注意書きするだけでいいのになあ。このご時世、税金の大いなる無駄使い。人間は悪いことをするものという考えが前提の柵の作り方ですね。教育委員会の仕事? あほな!



このヒモ 何だべ?



関さん屋敷内 熊野権現わき    梅林内













「関さんの森」から世界が見える。


関さんの森のとなりにある関さん家屋の内外には、何やらテープのようなものが張り巡らされています。
一体これは何でしょうか。


ここは日本の縮図が見られる現場。
市長さんが来る。当然、市役所の人たちは来る。国会議員も来る。
たまに、本当にたまに松戸市会議員が来る。いや、この人たちは滅多にいらっしゃらないと言った方が良いかも。だから市議会の討論がトンチンカンになるというか、議員の発言には現場から考えているという裏付けがないものだから、市のやり方をしつこく追求出来ないのだ、と私は思います。
おっと、忘れちゃいけない自然や環境問題を研究する学者も来る。外国から世界的に“超有名”な学者が来てくれたこともあります。

ですから、ここに張り巡らせてある“ヒモ”の根元をたどったら松戸の政治が分かる。日本の政治も分かります。


ここへ生徒を連れて自然観察に来る先生方へ、
ちょっと勇気をだして、人智を尽くして、ここで生きた教育をしてほしい。
この場から広く社会のことを考えるきっかけを子どもたちに与えて欲しい。


今から1年と2ヶ月前、関さんの屋敷土地収用調査大騒動の時、西山弁護士の言った言葉が思い出されます。
「こどもたちを集めて森で遊ばせながら、立ち入り調査の様子を見せたらどうだろうね」


関さんの森へ自然観察に来て、それだけで満足しているなんて、どだいそんな時代遅れの先生はいないとは思います。

都市住宅地の中に、江戸時代の大きめのお百姓さんの家屋、風情がそのままあることの意味は一体何なんだ。
子どもたちと討論して欲しいところは、そこ。

ここは徳川様の別荘・戸定邸よりも100年古いのですぞ。昨年秋、訪れた川井松戸市長はこう言っています。
「関さんの屋敷林は数少ない松戸の原風景として・・・・・道を曲げても残す価値がある」(松戸よみうり 2008年12月14日号)


ところで
、張り巡らされているテープは「新松戸市道」の境界線です。

 





あれっ 消えてる 2009-10-17


ここに看板があったはずだ



そう これこれ 2008年7月28日に建てられた


土地収用補償金 周知看板
これが「関さんの森夏の陣」の始まりでした



「活動の記録-D」(クリック)
の後半 

『7月28日土地収用補償金周知看板設置 』に状況説明有り








市議会を傍聴  9月29日


松戸市議会9月定例会最終日を傍聴しました。

「議案第27号 市道路線の認定について」を聞くためです。


都市整備常任委員会の矢部愛子委員長の報告があり、「早期開通が望まれていた3・3・7号線は真っ直ぐの方が良いが・・・、市と地権者がお互いに譲り合った結果を認めて・・・・原案で通すべき云々」と,まあこんな説明がありました。
その後、討論に入り、この議案に関して発言したのは、中田京議員一人だけでした。
委員長の報告の後の中田議員の発言を聞いて見ましょう。

「中田京議員の討論(会議録)」に跳ぶ


ところで、今議会の委員会そして本会議を傍聴しながら“議員の皆さんに忘れてもらっちゃいかん”と思ったことが一つあります。
“道を曲げてでも松戸の歴史文化財と緑を残そうとする道づくり”は、ニッポンで初めてのことのようです。
この価値に触れる人がひとりもいなかったのは残念です。

2009年2月5日迂回道路合意・調印の時、環境問題に詳しい中下裕子弁護士の言葉 「日本中で、こういう関係の活動の中で、初めてのケースになるのではないでしょうか」
関美智子さん、啓子さん、そして市長の川井敏久さん。この“松戸原人たちの、将来を見据えた道づくり”が松戸新市道です。

あ、そうそう。肝心なことを忘れるところでした。

「暫定道路案」は、議員さん全員異議なしで可決されました。


この暫定道路、どんなのか。

市道路線案は議会で可決されたのだから道路図は公開されますよね、と市会議員の中田京さんに聞いたら、当然ですとの返事。

別館一階の情報開示の部屋に行ったら、道づくり課を教えられ、見せてもらえました。

見せてもらうだけなら、可能です。誰でも。

当たり前です。情報公開こそ民主主義の根元です。


<追記>
9月10日に交わされた覚え書き書が、松戸市のホームペーに最新情報として掲載されています。
これは多分、10月1日に掲載されたと思います。なぜなら、昨日本会議の最終日を傍聴してから、松戸市のサイトを見たのですが、掲載されていませんでしたから。
本当は締結された時に公表されるべきですが。遅ればせながらも掲載されたことは情報公開の意味から評価すべきことと思います。

文言はなかなか慎重に作られています。
読んでみてください。‘意味深’です。
それはそうとして、これからどんな風に道づくりが進められていくのか、成り行きを注目しましょう。







ケンポナシを助けたい2009-09-18



道路にかかる樹齢200年を超す「ケンポナシ」を  どこに どんな方法で移植すればよいか 
専門家の助言を受けて予備調査が行われました

移動は 日本古来の「立曳き工法」が提案されました

「立曳き工法」とは--------

老木等を移動する時に用いる工法で、樹木を立てたまま移動運搬するので、その名称がつけられている。
立っている樹木の根鉢の下にコロを使った曳き車を組み立て、根鉢と目的地を、滑車・ワイヤーロープで結び、人力ウインチで巻き取り、樹木を移動する工法。
移植工法中、最も勇壮であり且つまた、最も危険を伴うものである。非常に高度な技術と経験が要求される。

------植木会社の説明より


「ケンポナシ移植補償金査定のための調査」に跳ぶ








都市整備常任委員会を傍聴  9月16日



9月16日、初めて松戸市議会都市整備常任委員会を傍聴しました。
傍聴者は私一人でした。委員長の矢部愛子さんは私の顔を確認して、ニコッとして許可----何となくそんな気がしました。矢部さんはすてきな方ですね。

委員会では、案件によって説明する市側のメンバーがめまぐるしく入れ替わります。

関さん屋敷脇の新松戸市道路「議案27号 市道路線の認定」については、川井市長始め30人近くの人たちが説明側に出席していました。
力を入れているのが分かります。

今日までのプロセスをある程度知っている私から見れば、もっと突っ込んだ論議が闘わされるのかなと期待していたのでしたが、残念ながら大したことありませんでした。

委員「新設道路はあくまで暫定道路か」。
役所側「暫定道路は完成後、その様子を見て・・・」。
委員「曖昧な表現でいいのですね」。
役所側「・・・・・」。
質問を受けた課長は、自分の席でうつむいてしまいました。
私は課長さんに同情します。
2月5日、関さんとの合意書締結後、市長が「都市計画道路は実質的に凍結」と宣言したことを、この課長は思い出していたのでしょう。

その後討論に入り、一人の委員からこんな意見が出ました。
「当初の(つまり都市計画道路の)2車線で通すべきだが、皆さんの努力を考えると(確かそんな言葉が付け加えられたと思います)、原案で賛成します」
そして、全会一致で原案に同意すべきものとの決議がなされました。
その間13分。

私はあるシーンを思い出していました。
去年の7月28日、土地収用周知関係の看板を設置に来た道づくり課代表者に対して、西山明行弁護士がこんなことを言いました。
「憲法29条 公共の福祉に反しない限り財産権は保証される」

いま私の目の前に並んでいる11人の委員には、日本で初めての試みとなる新松戸市道の意味を、政治家の立場から議論して欲しかった。

ところで委員の皆さんは“暫定道路”と強調される「新松戸市道路」の図を見たのかな?

役所の人が大きな道路図を準備していることは分かったのですが、委員会では披露はされませんでした。
誰一人として「見せろ」と言わなかったからです。

正直なところ、私は今回の線形は非常に美しいと思います。
役所の担当者はこのカーブを何度引いたことでしょうか。
見せれば良かったのに。
カーブのデータから、制限速度50キロを40キロに押さえなくてはならないという事情も、素人ながら理解できます。

委員の皆さんは、肝心の道路図を見ないで結論を出したのではないかと、ちょっと心配になりました。

今回の合意は、「関さんの屋敷林は松戸の原風景。道を曲げても残そう」と難題解決に奔走された市長さんを始め役所の人々、そして関さん、そして関さんの森の人々の道路造りの意気込みからなされたものです。

18日(金曜日)には、市民の企画で道路予定地に線を引いて移植する樹木の調査がなされると聞いています。
どうぞ、実地を見て、市民参加の道路造りを肌で感じてもらいたい。


行政だけではこれからは何も出来ない。市民と行政が一体となってこそ。これからはそういう時代です。

参考記事「この足立区の人たちが関さんの森を視察=6月13日」に跳ぶ

ところで「常任委員会」もネットで中継してもらえませんかね。一見の価値があります。
どういう意味かって?
言えません。常任委員会を実際に見たら「一見の価値」の意味が分かります。

「市道路線を決定した市議会」に跳ぶ

「この会議録がやっと掲載されました」に跳ぶ

 




新松戸市道のくい打ち=9月15日



この時の様子は撮影ノート(クリック)に





苦悩する松戸市首脳陣 8月28日



関さん屋敷脇の道路線形まもなく合意という時点で難問が噴出した
現地で考え込む山田都市整備本部長(右)と後ろは市の担当陣

市側の真摯な対応に 思わずシャッターを切ったのでした

関さん屋敷内 熊野権現塚脇で
 

ちょうど一年前の「立ち入り調査」-----このサイトでは関さんの森活動の記録「E」 8月7日の写真-----を見て下さい。
市役所の方々の眼が違います。


 



蝉時雨 枕並べて 昼寝かな


1年前 2008年08月7日


私の取材も昼寝中のつもりが・・・


 
 関さんの森を撮り始めて一年と少し経ちました。
 私流取材法の基本は、まず一年間撮って、
 見せ方も色々とやって・・・、
 一年経ったら、見直します。
 続けるか、テーマを絞るか・・・・。
 さてこれからどうするか。

 『果報は寝て待て』。この先人の格言に従って、
 良いアイデアが出るまで『寝たふり』を。

 すでに、そういう風にしています。

 が たまには追加報告あります。 上を見てちょ!







花 乱舞=7月20日


久しぶりに関さんの家に 庭は緑が濃く花一杯



SEKI CAT =6月28日

君の家族に 「タロウ」という名の 女の子がいるんだって?

ところで、入院していた「チビ」は元気になったかニャー。人間でいえば小学生か中学生の女の子で かわいい年頃だ。 





足立区の人たちが視察
=6月13日




東京都足立区の「まちづくり推進委員会」の方々50人近くのメンバーが関さんの屋敷に来られました。

どんな感想を持つのかと、門のところで第一声を耳を澄ませて聞いていましたら、何人かが「すごい」という言葉----これはなかなかでした 。

私の素直な疑問として、松戸市の行政マンは関さんの屋敷に関してはその価値を認めない傾向にあるのに、なぜ同じ地方公務員である足立区役所の人たちが関さんの屋敷に歓声を上げるのか、不思議だったので、エコミュージアム事務局長の木下さんに聞いてみましたらこんな答えが返ってきました。
「行政をも動かす力のある運動体を見てみたい」
そんな理由で足立区の人たちがやってきたのです。

では足立区の人たちから、なぜ関さんの森にやってきたのか、聞いてみました。
私が質問した人は、足立区のまちづくり課の方でした。
「今や、まちづくりは行政主導では出来なくなっています」
なるほど、この行政マンはえらい。

今日の主役は、推進委員とカウンセラーが28人。同行のカウンセラーはどんな人かというと一級建築士とか土地家屋調査士さんなどでした。そして地方公務員である事務局員が15人、すごい数でした。


けれど視察時間が短かったですね。
関さんの森(子どもの森)は見ないで帰られたのは、残念でした。

私の主義は、物事は一見にしかず。すべて現場が大事。
溜ノ上の森まで見たならびっくりするでしょう。
話は後から書き物を読んでも理解できる。
私なら、駆け足でも森を見たいと思ったのに。ね!





梅の実の収穫=5月31日


とめてくれるなおっかさん おいらしばらく旅ガラス




去年は木をちょっとたたけば梅の実がボトボト落ちてきたのに・・・。来年に期待しよう・・・。再来年はここは道路になっているでしょう。


上へ上へと視線が動く


今年の梅はなぜか不作 即売会も湿りがち


今年も見られた仕合わせな家族の姿





ケンポナシ + ワン







ちょっといい話・・・


先日、立川市の砂川さんという人に久しぶりに会いました。
この方のお父さんの昌平さんは、自らを「武蔵野インディアン」と称し,砂川闘争の時は先頭に立って闘った地主さんでした。
この「砂川町の砂川さん」は多摩の豪族の末裔、砂川新田の開発者の子孫で、後に立川市教育長をやられ、福祉関係に熱心でした。農民らしくない農作業姿が似合っていました。
関さんの森を取材しながら、私はこの砂川さんのことを時々思い出します。
写真にも大いに興味を示され「多摩の素顔」という写真コンテストを企画、これは十数年続いたでしょうか、その縁で春には広大なお宅へ伺って、竹林の中でタケノコパーティーを楽しませていただきました。
「筍の会」は昼前に始まり日が落ちるまで、たき火を囲みながら、タケノコの刺身、新聞紙に包んだ蒸し焼き、竹で酒を温め、竹で米を炊き、それはそれは野趣溢れる飲み会でした。

その息子さんと久しぶりに会ったわけです。

「おやじは砂川闘争の時、何月何日どういう人が顔を見せたとか参加したとか、ひたすら記録係に徹しました。その日記が今、闘争の大切な財産として残っています」

ひとつ質問をしました。
「私は関さんという元名主さんを知っているのですが、名主さんって、今の時代でも大変ですか」
「・・・たいへんですよ・・・」

-----------

ところで砂川闘争って何だか分かりますか。「武蔵野インディアン」が、白人(国家権力)から、先祖代々の土地を守った闘いです。
この後に60年安保が起こるのです。





移植補償金査定のためのケンポナシ調査

2009-05-18



こんな連絡が入りました。
「本日(18日)から、金曜日(22日)までの予定で道路予定地上にある樹木の調査がはじまりました。・・・市役所の道づくり課の職員が2名、樹木医を始め調査員4名・・・」

4月の「測量及び土質調査」活動の記録 M の4月6日に報告)では数日前に連絡が入りましたが、今回は事後連絡で、案の定立会人は少なく、何となく拍子抜けしました。
こんなモンでいいのかいナ。

市役所の人の話では、立竹木の移植保証金のための調査が目的です。
「移植は役所がやるのですか」
「関さんがやられることになります」
「市側の査定が低くて、それ以上かかった場合はどうなるのですか」
「樹木や建物の移転保証で、金額的に低いことはありません。手厚くやらせていただいています」


どんな調査をするかというと、ケンポナシの場合は、樹木から2.5メートル離れたところ3カ所に穴を掘り、幅1メートル×深さ1メートルの断面を作り、根の様子を調べるとともに、土質を調べます。ここの酸度は5.5でかなり酸度の強い土でした。移植先の土をここと同じように調整するのだという話でした。



誰かが聞きました。
「そろそろ道路設計図が出来るのでは?」
思いがけない返事が・・・

それで、あえて2月5日の「基本合意書」の原文をこのサイトの中に転載しました。「道路問題 & 合意書」から見て下さい。

あれからもう3ヵ月。
2月5日の調印日、幸谷から市役所に向かう途中で関美智子さんから聞きました。
「合意書は、昨夜遅くまで、市長さん付ききりで、(関さん側の)弁護士さんとが、一言一句考えに考えて作り上げて下さったものです」

合意書は「憲法」です。
関さん親子45年間の悲願と市長さんの思いが詰まっています。
合意書に反することは許されません。
その一言一句を読み直して、これから提示されるあろう道路計画に向かわなくては、と私は思います。




3カ所の穴を掘って根の張り方を調べる


樹木医が診察に


「すごい生命力だね」


カミキリムシが見つかった 木には良くない


土の乾燥度や酸度の調査





ケンポナシに新芽が出ました。
これだけを見ていると200年を超す古木とは思えません。静かな感動です。
なんと気持ちのいいことよ、という気になって、昼飯時にビールを飲んで焼酎を少し引っかけたら、眠くなってしまいました。

これで十分、今日の成果はあったと満足して寝てしまいました。

上の写真は午前中に撮りました。
本当言うと、午後も行こうかと思ったのですが、まあそんなに一生懸命やることもないと思ったので止めました。
今は道路の設計図がもうすぐ出来上がるか、という大事な時期です。ああそれなのに、それなのに・・・。ギャラリーの少なさに驚いたことも一因でした。





「活動の記録-N」「お菊虫」の羽化『菊之丞』に続く(クリック)



活動の記録-O

 

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