活動の記録-F
関さんの昔の母屋については「関武夫さん」にあります
コメント

もう秋です=9月20日
























ケンポナシ



















日は 屋敷内を案内(10時〜15時)しています




松戸千葉大園芸の皆さんに感謝=17日


「関さんの森道路案」のイメージ模型が完成しました。
左は中心になって作って下さった千葉大の中島先生。真ん中は妹の関啓子さん。右は姉の美智子さん。
お二人そろって、久しぶりの笑顔です。

ところで、「女きょうだい」というものは面白いですね。
どこの家族でも、賑やかに喜ぶのは“妹”。控えめに喜ぶというか、静かな感動に浸るのは“姉”です。
どうしてなのでしょうか

さて本題に入りましょう



これが「関さんの森道路案」の中心部分です。
指で触っているところは子どもの広場のトンネルの部分、真ん中のピンクの木は106歳のソメイヨシノです。

千葉大学園芸学部の中島敏博、木下勇の両先生と学生さん20人(延べ人数)の共同制作です。4日かかったと聞きました。ありがとうございました。

<※この模型はあくまでも試案です。実際にはこうならざるを得ないという意味で、一部拡大解釈されているところがあります。どこだか分かりますか>







この模型の発案・制作者の木下勇・千葉大教授


午後4時。松戸市の近藤健一・都市整備本部長始め4人の担当者が来訪。
「関さんの森道路案」について説明を聞きに。
左端は案を作った井上赫郎さん(都市計画コンサルタント)


説明会後の関さん二人の表情です


Y紙の記者から今日の成果について聞かれる井上赫郎さん。

右は国立市から応援に来て下さった「景観市民運動全国ネット」のお二人。
家路の2時間、この日の足どりは重かったかも 









びっくりしたなあ
「千客万来」 =9月15日

幸谷公民館で

「筒井迪夫氏講演と屋敷林を学ぶ会」
「意識革命・夜明け前」の雰囲気でした

私(大北寛)はこの写真が大変気に入っています。 歴代の関武左衛門さんや関武夫さんたち
に、みんながんばっていますよ、と伝える気持ちで撮影しました



「関さんの森」は湧水の森。
「荒谷」の地名だったところを「幸谷」に変えたのは、湧水で田んぼを開いた地域先祖の力です
 
=筒井迪夫・東大名誉教授

関美智子さんの話
 「倉には古い時代の測量器具が残っています。2代目の武左衛門が使ったものと聞いています」
これは新田開発をしてその検地に使ったのではないでしょうか(大北記入)



「屋敷林は都会の里山」 教育の場、憩いの場、子どもたちの遊び場である----------------山と木と人が融け合う場----------------このことばで講演終了------
皆さんすごいエネルギーをもらいました



幸谷公民館の外にあふれて耳を傾ける人も


以下は 関さんの森で

筒井先生は「森林文化の神様」 ずいぶん気さく


井上赫郎さんの説明 「市の案では白いロープの向こうが道路になります」
参加の皆さんは現場で実感 「通させてなるものか」


訪問客90人 関係者20人 全部で110人も集ったのです
「こんなに来ていただいて・・・」
あいさつする関美智子さんの声がはずんでいました


森の農園を守る長老格の二人が今日は受付係を


興味津々の目 目 目 関さんの庭 


乳金物が興奮していたことを みなさん気がついたかな


40日前の立ち入り調査と同じくらい人であふれました
調査時にはこの門は堅く閉ざされていましたが


手前が「関さんの森」に迫る道


「関さんの森道路案」を学ぶ
トンネル案を説明する井上赫郎さん(都市計画コンサルタント)


そして 森へ


吸い込まれて


自然の胎内をくぐって


出たところは新興住宅地でした
皆さん こぞって幸谷公民館へ





今「関さんの森」が面白い


遊びに来た人が置いていったシュロのバッタ=14日


土日祝日 関さんの森は社交場に=14日


関さんの昔の母屋  詳しくは「撮影ノート」(クリック)



「超美形」がお出迎え  

この古い門は、関家の正門で、江戸時代に建てられたまま残っています。関家は明治維新まで幸谷村の名主でした。門の“おっぱい”みたいな飾りは、『乳金物(ちちかなもの)』と呼ばれる釘隠しで、名主の風格を表します。市の道路案は、この門を通ります。まわりの生垣と、中の蔵とセットでそのまま残したいですね。

----山田純稔さん労作のガイドブックより




ケンポナシ(茶色の部分を食べると梨の味がする)







どんな夢を飛ばそうとしているのかな=9月7日



今日は非常にうれしいお知らせです=8月31日



関美智子さん (地権者)

やっと「関さんの森道路案」が出来ました。
都市計画プランナーの方をはじめ、いろいろな方のご協力で、今日発表できるようになりました。
私たちは、道路に反対ではありません。環境にあった道路を造りたいと市の方に話してきましたし今も変わりはありません。
2.1ヘクタールのこの里山を、このままの姿で、 生きた博物館として、子どもたちや
ご高齢の方々にプレゼントしたい。そのためにも生態系に影響の少ない道を望んでいるのです。

蝉の声、太陽、雲があって、鳥たちがいて、みなさんがいる。
私たちはこの環境がいつまでも続くように願っています。ですから実現したら道路用地は無償で提供してもいいととさえ思っています。

「関さんの森道路案」は私たちの所有地の中で作ったもので、他の人の迷惑にならないようにやりました。
もしかして、市の方から、もっと良いのが出来るよ、もっと緑の固まりが残るよと言うことになるかもしれません。

「関さんの森道づくり」にはみなさんのご協力が必要です。 みなさんと一緒に楽しく環境を守る道がつくれたら最高です。

 




「関さんの森」記者会見の場
 午後1時

時間の差は10秒です



井上赫郎
(いのうえ かくろう)さん =都市計画コンサルタント



道路計画を作った井上赫郎さんの説明(要旨)

「関さんの森」は半分が個人所有地ですが、開放されているため、公共的な空間と同じであり、公園に道路を通すのと同じことになります。

計画は関さんの所有地内で解決し、名主の風情が残る屋敷は避けた上で、主要な樹木を残すとなると道は蛇行します。
迂回案は松戸市が昨年提案したこともあり、 決して実践不可能な案ではない。その場合速度制限をしてほしい。30キロくらいが妥当でしょう。
この蛇行によって ケンポナシが保存できます。
樹木の保存ではグランド側の入り口部のケヤキ(図上のエノキを訂正)を残します。その部分にトンネルをつくりその上を丘に。トンネルの高さは4.5メートルといわれているので3〜4メートル くらいの丘になります。

一般に都市計画では道路は直線的であること、いったん決定したものは変えない、ということが慣習になっています。
しかし、これからの道路のあり方としてとして、生活道路ではわざわざ蛇行させて人間と車の共存を計ることもなされています。
今回のように、公共的な場、そして環境に恵まれた場につくる道路には、新しいやり方が求められるのではないでしょうか。
新しい考えの道路が「関さんの森」で生まれることを願っています。

強制収用ということになりましたが、円満に話し合われる場が生まれることを願っています。


発表の後、誰かが「関さんの森道路案」と「松戸市案」との時間の差を聞きました。
井上さんはニコッとして、こう答えました。
 
「10秒です」
                              =この部分 大北記入





もっと詳しい「関さんの森道路案」については
「関さんの森を育む会」のサイト(クリック)でご覧下さい





おお!すばらしい意見=8月31日



大西信也さん (景観市民運動全国ネット)

これからの運動の進め方についてですが、いろいろな地域に行ってじかに「関さんの森道路案」を説明しましょう。
こういう道路を造れば森の問題も解決する。松戸のまちを市民が中心になって作っていくんだ。今市民のあり方が問われているのだと説得して、署名も集め、議会にも行政にも理解していただく。そんな運動にしていきたい。       (要旨)

景観利益が認められ、景観法制定のきっかっけとなった国立マンション訴訟を石原一子さんとともに闘った大西さんは、国立から松戸まで往復4時間をかけ、しばしば通って、「関さんの森」運動にアドバイスをして下さっています。=大北記入





中村俊彦さん(千葉県立中央博物館副館長)


千葉県では「生物多様性ちば県戦略」に取り組み、その中で大事なの
は里山と里海で、私も関わっています(専門委員会の委員)。

門とか倉とか樹木に囲まれた「関さんの森」の価値を守るためにはトンネル案も検討すべきだと思います。

自然に囲まれた中での生き物や文化や歴史を大切にしたい。この関さんの里山が守られるように、我々もがんばりたい。
                                   
  (かなり要約しました)



<参考までに>
                        
平成20年3月に策定された、千葉県の「生物多様性ちば県戦略」には、副題に「生命(いのち)のにぎわいとつながりを 子どもたちの未来へ」とあり、 その中でこのような方針が示されています。

大都市周辺の里山環境
◎ 現状と課題

千葉県の中でも、市川市、松戸市等の東京都との隣接地域では、ベッドタウンとして急激に市街化が進み、そのほとんどが都市的な環境に変わっています。
(中略)
これら大都市周辺の最前線に位置する里山の保全・再生は、緊急の課題です。

◎ 取組の基本的な方向
大都市周辺の里山環境の保全・再生に緊急に取り組みます。
◎ 県の取組
大都市周辺の里山環境の保全・再生に緊急に取り組みます。
(1)市街地と里山が共存する地域づくりに取り組みます。新規
(2)都市における自然環境の保全については、市町村の生物多様性保全
   に関する行動計画の策定指針を作成し、その策定を支援します。
      新規
(3)生物多様性に配慮した都市計画の見直し方針及びコンパクトなまち
   づくりの推進方策の検討を行います。新規
(4)都市の市街地に残された動植物の生息拠点となる樹林地等の緑地
      については、特別緑地保全地区や新たな緑地保全の制度等も活用
      し、市町村と連携しながら保全に取り組みます。
 =この項 大北追加






石原一子さん(景観市民運動全国ネット代表)


国立(くにたち)の景観を守って、8年間闘ってきました。

関さんの問題は道路以上に、きわめて人道的問題です。

これは日本の国のことかな、とさえ思います。44年前に作った道路計画を放っておいて、ここへ来て何が強制収用なんですか。
関さんはこの土地に長く根付いて名主としての役割も果たして、今現にオープンにして子どもや小学生、老人の方に開放され、これほど善意のある人はいないと私は思いますよ。
売り飛ばせば何億かになりますから、普通の人間なら売り飛ばしたいくらいですよ。

この、善意もなにも、ひとの気持ちを考えないで何が松戸の市長なんですか。私はもうね、市長さんの顔が見たい。

このふたりが、残っているふたりが女だから。この際強制収用してしまえ。
これは日本の男性社会のひとつの典型ですよ。

そういう意味で人道問題と思っているのです。           (要旨)

 





木下勇さん(千葉大学園芸学部緑地環境学科教授)


私は都市計画をやっています。
この計画は40数年前に決定されたものですが。今は人口減少、環境問題が深刻になっています。
それでも40数年前の計画に固執するということは、松戸市には道路計画はあっても、都市計画はあるのか、都市計画はどう考えているのか市長は。

今まで小金のまちづくりに協力してきましたが、これからは地域の資源や歴史を生かしながら地域の形を作ることが重要です。

道路沿いにはいろいろなものがあります。住宅があったり緑があります。
関さんの場合は、貴重な緑を地域の子どもたちにずーと前から解放されてきました。自分の土地を提供するという形で積極的な提案をし、最近はエコミュージアムとして地域を盛り上げています。
 
(中略)

道路の形については、都市計画決定された中にスラロームと称し曲がった道路、でこぼこした道路もあります。
(注:段差舗装は、道路に段差を設けることによってスピードの出しすぎや眠気防止に効果のある舗装=大北記入)

こういう事を考えていけば、きょうのような提案もあり得ると考えます。
 (要旨)

会見が終わった時の発言

「ところで、模型を私が作りましょうか」<大拍手が起こる>
                                  





ああ!すばらしき出会い=8月31日


「関さんの森道路案」の記者発表後のスナップ。 左から 石原一子さん(景観市民運動全国ネット代表)、中村俊彦さん(千葉県立中央博物館副館長 兼 生態・環境研究部長),木下勇さん(千葉大学園芸学部緑地環境学科教授)。

ウヒャー、グレイト!。こういう方々が応援して下さるのです。






すばらしい間柄を紹介します。

地権者の関啓子さん(左)と石原一子さん(右)は一橋大学の後輩と先輩です。
石原さんは一橋大初めての女性卒業生です。関さんから見るとどんな人物ですかと聞いてみました。答えは「希望の星」。
関さんは一橋大初めての女性の教授です。先日、立ち入り調査の時に大学院生が応援に来ていましたが、皆さん口をそろえて「関先生のようになりたい」。

すごいんです。何が?
一度話しかけてご覧なさい。お二人とも簡潔明瞭、ユーモアを交えた切れ味抜群の答えが返ってきますよ。





そろそろ秋の気配が=8月31日







午前中の会議 何で傘をさしてるの?








「関さんの森 道路案」 31日発表



正面左が「関さんの森」の むつみ梅林=30日




「関さんの森」



8月9日


8月28日


8月28日


これが「ケンポナシ」です


8月31日


8月28日


晩秋になって落ちるこの木の実は甘く梨のような味がするので
ケンポナシと言います=8月7日




樹齢200年 これだけの巨木は千葉県内にはここだけ
=8月9日


活動の記録-C (クリック) に「ケンポナシ物語」があります










活動の記 録-F



掲載写真の著作権は大北寛にあります
コピー 転載はお断りします