活動の記録   2008年
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千葉県小中高等学校マーチング大会 2008年6月7日
柏市中央体育館、柏ふるさと公園で


3月まで野田一中のドラムメジャー 4月から市柏生 期待のキラ星
(写真は野田一中への応援出演から  野田名産・枝豆色のシャツを着ている)






4人シンバルはこれが最後 今年はもっと大掛かりになりそうだ


この演技が最後のマーチングになった2年生が数人います




加油! 市柏打楽器陣


ブラボー 野上!


この練習は前日に一度だけ




パーカッションの皆さんと共演です


野上孟さんのデモンストレーション


あの仲良しコンビが右下にいます






市柏生はなかなかしっかりしています


緑色は2年生


赤いトレパンは市柏1年生です


二人は名コンビでした


お姉ちゃん 優しく教えてね


立ち姿が美しいのは すでに稽古が始まっているから
去年の市柏は この講習がマーチング稽古初日でした

緑川先生は今年も「無言の挑戦」か みんな覚悟せよ


キャサリンの愛称を持つ台風娘 トロンボーンをやりシンバルも
お呼びがかかればすぐマイクを握る芸達者 踊りも得意な人気者
今年のシンバルは8人 高校マーチング変革の目になる事は確実



昨年はシンバリストでがんばった 今年は希望して

スネアドラムを始めた(中央右) 
加油「花形」之君


3年生は悠々自適 何となく青春という感じがしますね
とてもうらやましい こういう時間の流れは今だけです



カラーガード 今年のイチカシはどんな展開を見せるか


イチカシ1年生 野球選手のような体力派 髪型イカす 活躍期待


野上孟さんの指導でパーカッションの訓練も


いたいたイチカシ生 高校の参加は2校でした


15校の生徒が集まり、午前中はマーチングの基礎を習いました




1年生の晴れ姿
 

2008年5月10日 さわやかちば県民プラザホールで



愛称は「アニー」 TOMORROW を歌った

現2年生がディズニーの「小さな世界」を歌ったあとに 石田先生から一言。
「歌い方を指示したが、誰か覚えているか」。 生徒からの返事はなかった。
誰も覚えていない。「歌い分けろ。最初は幼児の声、2番は小学生の声で」。
すると見事に歌が輝きだした。   この心構え、持つか持たないで大違い。



「煙が目にしみる」 美しい演奏を聞きながらふと疑問が
「何の煙?」 タバコの煙、煙突の煙? 歌詞を調べたら
「恋人が去り 恋の炎が消えてしまった失恋の煙」だった
今年2月ソロコンテストで聞いた現3年生のトランペット
あの「けむり」はもっと目にしみていたと懐かしく思った
音は消え去るものだ が いい演奏は人の心に染みて残る


 

あこがれのイチカシ・ブラバン部員になった皆さん
夏には経験しなかったきつい訓練が待っています
バテバテになりながらも頑張り通すのだから不思議



「トランペットと掛けて何と解く?」 「マラソンと解く」
こころは「昔は女性には無理と思われていた」。見よこの姿
「優しき男と強き女の時代」を見る光景。少年よ腕力を磨け



ティンパニーには魔物が潜んでいる 演奏が盛り上がってくると
奏者に取り付いて 燃えさかる炎に油を注ぐが如く登場 奏者は
目を閉じ体をくねらせ 一瞬恍惚境地
に そんな生徒を去年見た


「ボクは本当はこの楽器をやりたかった 先生に言えなかった
今から思うと残念だ ボクの気持ち分かる人は多いと思う が
もし言っていれば今のボクはない そう考えると納得出来る」


私の中学時代(50数年前)クラリネットはアルバート式が主体でした
今のボエム式に比べてキーが少ないので演奏は難しいと聞きました
材質はエボナイト製もありました マウスピースに歯形を残す生徒
が多く 先生曰く「これはクラリネット 食らいネットじゃない」


演奏会ではチューバの後ろにコントラバスが並ぶ
「吹奏楽なのに弦バスだけ必ず入れるのはなぜ」

新入部員に聞いた「さあ・・・」答えは毎年同じ


これユーフォニアムですよね 50数年昔 私も滋賀県の
田舎の中学校で吹いていました チューバはありません
これが唯一低音を支える楽器で「小バス」と呼びました


<パーカッションは人生を映す>
先生にやれと言われて始めた人がほとんどです
本当は違うものがやりたかったのに
やり始めて面白さを知る 色々な打楽器をこなすのは難しい
例えばトライアングル これひとつで演奏全体が光ります
貴重な人材がいたことを最近知りました
小学生の時代から希望してパーカッションひとすじ
よく頑張った人でした
 


田嶋勉先生作曲の「TEARS」を演奏





田嶋先生のつぶやきが聞こえた気がしました “「TEARS」はむつかしいけど、がんばれ”





「TEARS」は「さわやかちば県民プラザ」のテーマ曲です

 




フレッシュ・コンサート 2008年5月4日 校庭中庭で



TOMORROW」 いい いい とってもいい  


地元の方々も聞きに来た


今年の1年生は66人


ブラバン生は小学生のアイドル


ブラバンPTAも一致団結


3年生だけど今年の1月に入部のフレッシュ君 よくガンバっている


三味線歴まだ4ヵ月目の3年生 さまになっている


手前の丸坊主トランぺッター君 心を入れ替えなければならないことやったのか
と聞いたら 友達に散髪を頼んだら失敗が重なりこうなったとのこと 安心した



市柏新入生と応援に来た新卒生(右側)

 
新卒生の後ろ姿


新卒・フレッシュさんたち 勉強ガンバっているらしい


 石田先生から頭をなでられる新卒生(ユーフォニアムを吹いてました)






「ニッカウヰスキー 地域ふれあい感謝デー」に出演 2008年4月27日


















華やかな女生徒の踊りの陰で黙々と頭を回す男子
「君たち頭がボーとしないか つらくはないか」
と聞いたことがあった 誰も嫌とは言わなかった










サイタサイタサクラガサイタ
 常盤台桜まつり
 2008-04-06


この街角演奏会28年目になります



「桜吹雪にヤキトリの煙りたなびいてイチカシの春」



「これからの日本の吹奏楽の方向を見た」と評価された「カッポレねぶた」


ブラバン創立2年目の教え子(45歳くらい)が来てくれたと石田先生はうれしそう


2年生の仲良しホルン ブラブラバンバン イチカシバンバン




 

ブラバン原風景

 



2007年12月16日




3年生 音楽室大掃除 2008-01-17  部屋の真ん中からぐるり360度




石田先生 市立柏高校内で 3年生へ最後の指導(2008-01-07)






「第20回 全日本高等学校選抜吹奏楽大会」


2008年3月22〜23日



上のポスターをクリックすると
結果発表のサイトに飛びます。

これには写真はありません。




「第20回 全日本高等学校選抜吹奏楽大会」見聞記---その 1

鬼の目に泪




柏市立柏高校吹奏楽部の活動を追いかけて1年以上が過ぎました。
ちょっと立ち止まってと思い、全日本高等学校選抜吹奏楽大会(浜松大会)では写真を撮らず、ほぼ全出場校を双眼鏡で観察しました。望遠レンズで撮影している気持ちです。ほぼというのは昼休み前の学校・旭川凌雲高だけは聞いていないからです。その他はしっかり聞きました。
途中で飽きるのではないかと思いましたが、そんなことはありませんでした。




「これからの日本の吹奏楽の方向を見た」

これが市立柏高の演奏についての審査評でした。これ以上の賛辞はあるでしょうか。
実は今年が初めてではありません。去年も同じ言葉を貰っています。


一年前の3月25日、私は顧問の先生方と舞台の袖で見ていました。
出し物は「アリラン」でした。以下はその時の様子のメモです。


  


観客はアリランの演出に驚いたようだ。
中央の大輪の花が咲くと拍手が起こり、下手幕の中で見ていた緑川先生と高橋先生は互いに「やった」の合図を示した。
18分間の演奏が終わって、石田先生は笑顔でみんなに言った。
「よく出来ました」

審査員の言葉はこうだった。
「高いオリジナリティー アジアにつながる音楽 吹奏楽の明日の姿を見せられた」


同じ内容の言葉を2年続けて言われたのです。太鼓判を押されたのでした。

今年はもう一点、お褒めの言葉が加わりました。
「きれいですね。ひな人形みたい」
約120人の生徒が移動ステージに乗って舞台に現れた時の様子を見て感激した審査員のことばです。
ステージ上の皆が微動だにせずに登場したので赤いシャツと真っ白のズボンの姿のイメージが、思わずひな人形に見えたのでしょう。
「絶対に動くな」
石田先生から厳しく言われている普段の訓練が見事に実を結んだのでした。

今回のメインは「カッポレねぶた」でしたね。

いつもの黒の衣装は着ていません。日本舞踊でいうと素踊りで勝負、これはよほど実力がないとアラが丸見えになります。
その意気込みがすごいと思いました。 何故かといいますと、20回目を迎えた浜松大会に1回目から連続して参加しているのは市立柏高校だけなのです。
去年は準グランプリでした。今年はぜひともグランプリを取らせてやりたいという石田先生の気持ちが皆に伝わったのではないかと思います。

私は双眼鏡で一人一人の表情を追いました。入学した時はかわいい中学生の顔をしていた1年生は、しっかりした面構えになっています。観客には、誰が1年生か2年生か、区別はつかないのではないかと思えるほどです。
舞台最前列のど真ん中、太鼓たたきのイケメンは1年生です。普通なら2年生の役割りでしょうが、そういうことは関係なく最も適した人物が選ばれたことは素晴らしいことだと思います。

演奏が終わると、パフォーマンスで激しく動いていた生徒たちは、「だるまさんが転んだ」の状態になって、人形のように表情を変えません。
控え目ながら表情が揺れ動くのは指揮者の石田先生だけ。
振り向いて観客を見上げる目はウルウルと。今にも涙が溢れ出しそうに見えました。

良かった。
もうそれで十分です。私は表彰式の前に帰りました。成績には興味がありません。というより、わざと興味を持たないようにしています。大事なのは感動です。金だの銀だの、結果だけを一人歩きさせ、一喜一憂するのは納得がいきません。
もし金でなくても、いいモノはいいモノなのです。

家に帰ってからインターネットでグランプリをもらったことを知りました。マルタ賞までも。
二重取りです、おっと訂正、このダブル受賞は大会20回の歴史の中で前例がないはずです。おめでとうございます。

                         


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「第20回 全日本高等学校選抜吹奏楽大会」見聞記---その 2

吹奏楽も色々




サキソフォーン奏者のマルタさんは愛知工大名電高を高く評価しました。
この舞台には指揮者用の譜面台しかありませんでした。
「なるほど暗譜の強さですね。譜面台がないと、違う音楽が生まれるのですね」

考えてみれば、市柏だって、みんな暗譜しています。
自由なパフォーマンスという点で譜面台は大きな制約になります。
名電高にはモダンダンスのような表現が生まれていました。
都会的で、映像的、粋な舞台でした。
ゴールデン賞。



譜面台を使わない学校がもうひとつ。それは淀川工科高校です。指揮者用の譜面台はあっても楽譜は置いてありません。ここも完全に暗譜の世界でした。
マイクの台がありまして、指揮者の丸谷昭夫先生はおしゃべりをしながら進めました。

「こいつら」先生は生徒をそう呼びました。
「クラリネットのパートなんかは8割が初心者です。中学時代はサッカー、野球、そして何もやっていないとか。今でもピーなんて(失敗を)しょっちゅうやりよる」
「初心者は手を挙げてみー」で大勢が手を挙げます 。

吹奏楽部員は市柏をしのぐ232人の、この高校に音楽の授業はありません。部活をレポートしたDVDを見ると、上級生が教えるようです。丸谷先生のレッスンでは音出しよりも、お話の時間が多いとか。それも、なぜそういうことになるのかと物事の根本を考えさせ、自主性を育てている内容が多いように見えます。
音楽の授業のない学校の部活が日本の吹奏楽をリードしているのですからね。すごいと思います。
進学・就職先を見ると音楽関係はほとんどありません。誰か一念発起して、音楽の道を志願すれば面白いのに。今までにないタイプの音楽家、曲が生まれるかもしれません。
何故かといいますと。本当の音楽を生むためには、音楽学校に行ってはいけないのです。この逆説めいた言い方は、実は真理なのです。
私の経験で言いますと、写真学校を卒業した人は、まあまあ写真は撮れるようになります。それ以上のとんでもなく魅力ある写真を撮るには、写真学校は関係ありません。決め手は本人の嗅覚(視覚ではありません)と、しつこさだけです。話がちょっと脱線しました。元に戻します。

最後の曲は「星条旗よ永遠なれ」。
「これは世界で一番知られているマーチです。会場の皆さん、いっしょに楽しんでいただけたら」
会場に手拍子が起こり、10本のピッコロが口笛のように演奏して観客をリードし始めると、舞台と手拍子の観客席が完全に一体化し、最後はブラボーの連呼となりました。

生徒と先生は上下関係というより横の関係、信頼感で結ばれている感じが伝わって来て、今コンテストが行われているという雰囲気ではありません。どっちかというと春休み定期演奏会のアンコールの場面です。
ゴールデン賞で準グランプリ。

市柏の場合は、石田先生が、生徒の演奏にまぶたウルウル。
淀工の場合は、丸谷先生ニコニコ、観客が感動の涙流して。



東海大付属高輪台は、私にとって素晴らしい演奏でした。
どこが素晴らしいか。
『吹奏楽のための祝典序曲「科戸の鴻巣」』という演奏はおよそ吹奏楽のイメージではなく、人間の感情の何かを伝えているように聞こえました。
ゴールデン賞。
それとともにこの学校の紹介ビデオ映像が秀逸でした。これは天下一品ものでした。他の学校は大いに真似してもらいたい。



福岡工大付属城東高は昨年のグランプリ。
その時の屋比久先生は退職されて新任の武田先生の意気込みが伝わる演奏でした。ここはパフォーマンスなし、演奏で勝負。
ゴールデン賞でした。



この大会には2度目、まだ普門館への出場を果たせないでいる県立山形中央高校への評は耳を傾ける価値がありました。紹介します。

審査員は初めての審査ですがと前置きして、
「吹奏楽をやる人たちは普門館を目指すようですが、普門館にこだわらず、あなた方の音、あなた方の音楽で楽しむことを心がけるのが大切です」
・・・・・これは素晴らしい励ましでした。なぜか。





ついこの間まで、新宿などで「ブラブラバンバン」という映画が上映されていましたが、この映画、普門館を目指して練習を始めた弱小校が、ついに夢を果たして目出たし目出たしかと思ったら違いました。
山形中央高校へのアドバイスと同じような内容で、最後に目指すところは普門館ではなくて、自分たちの音楽を楽しむことだったというお話。

「ブラブラバンバン」は同名の小学館ヤングコミックスが元になっています。
面白い顛末がありました。4月6日、イチカシブラバン柏市常盤台の桜祭りの午後の部演奏で、石田先生が披露されました。
原作者の漫画家・柏木ハルコさん(東葛飾高校卒の柏の人)は、市立柏高校ブラバンの見学に来ていたのです。
映画と本の表紙のようなホルンの女の子、去年の3年生にいましたね。60過ぎのおじいちゃんが後援会に入りたいとわざわざ学校まで来たことがありまして、何故かと聞いたら、ホルンの子のダンスに引き込まれたのだと。たまたまですがその生徒さんがそばにいて、皆で大笑いしたことがありました。私は一部始終を見ていましたので証人です。彼女は美容師になりたいと言っていました。彼女ならやるでしょう。さて話を元に返します。

映画のストーリーは、一風変わった主人公が一度はつぶれた「根戸ヶ谷高校」の吹奏楽部を復活させ、幾多の困難を乗り越えて、ブラスバンドの甲子園「普門館」を目指していく―。
その地区には普門館常連校「美しが丘高校」があり、顧問役を宇崎竜童さんが演じているのですが、そのモデルは石田修一先生なんです。

「私は宇崎さん演じる鬼の顧問のようなイメージはありません」と言っておられましたが、皆さんのご意見はどうですか。

私はこの映画が封切られてすぐ見ましたが、最後には鬼の顧問が弱小校の「根戸ヶ谷高」の演奏に感動するのです。
結局は前にもお話ししたように、普門館を目指すのではなくて、自分たちの音楽をということになるのですが、何となく県立山形中央高校へのアドバイスと相通じるところがありますね。

ところで市柏の「カッポレねぶた」の作曲者は宇崎竜童さん。石田先生が本番4日前に「越天楽」を加えて演奏したのがグランプリ。それに宇崎さんがえらく興味を示して聞きたいと言われたとか。

世の中、色々。吹奏楽も色々。

    「桜吹雪にヤキトリの煙りたなびいてイチカシの春」

         常盤台桜まつり に続く






これ以後はに続きます


活動の記録   2008年
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